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CMM.LaserTracker

Geomagic Control X v2020日本語版

cadcamaec@protonmail.com2022-07-21CMM.LaserTracker163
3Dスキャンデータから視覚的に問題を把握作成したCADモデルと3Dスキャンで取得した測定データを使用することで品質管理において重要な幾何寸法公差や、視覚的に問題を把握できる偏差カラーマップを作製するこ

3Dスキャンデータから

視覚的に問題を把握

作成したCADモデルと3Dスキャンで取得した測定データを使用することで品質管理において重要な幾何寸法公差や、視覚的に問題を把握できる偏差カラーマップを作製することが可能です。

検査ワークフローの自動化で

従来の検査プロセスを効率化

Geomagic Control Xでは様々な計測機能により、ワークフローに合わせた検査プロセスの自動化や、手軽な検査まで、製造分野の多様な検査プロセスのニーズに対応した検査を行うことができます。

これにより、従来の手動での検査プロセスよりも早く正確な計測や分析をすることが可能になります。


使いやすいインターフェースと

レポート機能

Geomagic Control Xは直感的に使用できるインターフェースにより、操作法をどなたでも容易に習得できます。また、レポート機能では、簡単に内レポートに出力する内容をカスタマイズし自動的にレポート作成ができるので、わかりやすいレポートを簡単に作成することが可能です。

3Dデータを活用した検査

Geomagic Control Xで3Dデータを活用した検査を可能に

『Geomagic Control X』は、3Dデータを使用して寸法や曲面などを測定・検査するためのソフトウェアです。3Dスキャナやポータブルタイプの接触式測定機で取得したデータと、3D CADデータなどの参照データを比較して、ゆがみの傾向を確認したり、公差に対する合否を判定したりすることができます。
3Dデータを検査に活用することで、接触式測定機など従来の方法だけでは測定が難しかった「面」や「断面」をより正確に、より効率的に評価することが可能になります。

  • 面(曲面)のゆがみを評価

  • Geomagic Control Xの検査:カラーマッピングによる面評価

    タッチプローブによる面の測定は、ポイントや倣いによる測定で座標を取得し、設計データ上の座標と照らし合わせることで評価をします。しかし、こうした測定方法では任意の箇所を測定しているため、“面として”評価ができているわけではありません。
    3Dデータを使用した測定では、ワーク全体をデータ化することができるため、面全体の状態をより正確に確認することができます。それにより、うねりやヒケ、反りなどの発生状況を把握することができ、製品の設計・製造条件の改善や、金型・治具のメンテナンスに活用できます。

  • 断面を非破壊で評価

  • Geomagic Control Xの検査:非破壊での断面評価

    断面を測定する方法の1つに、破壊検査があります。しかし破壊検査では、切断時の衝撃でワークが変形してしまったり、切断作業自体に時間がかかってしまったりする可能性があります。
    また、レーザプローブなどによる非接触・非破壊での検査も活用されていますが、全周を測定するにはワークを反転する必要があるため、段取り替えの工数がかかる上、ワーク移動による誤差が発生するおそれがあります。
    3Dデータによる検査では、このような段取り替えによる工数増加や誤差の発生などを抑えることができます。ワーク全体を1つのデータとして取得するため、取得後は箇所や回数を問わず任意の条件で測定することが可能です。

検査工程を効率化

Geomagic Control Xの自動化機能で検査効率化

検査項目や検査箇所を記録し、工程を自動化することができるため、検査実施にかかる時間や工数を削減することが可能です。リピート品やロットの大きな製品など、繰り返し行う検査にもスピーディーに対応することができます。
データの比較や合否判定、検査票の作成など、多くの時間や人手がかかる工程を自動化し、検査を効率化できます。

自社の検査票仕様にカスタマイズ

Geomagic Control Xで自社仕様の検査票を手間なく作成

検査結果を既存の検査票フォーマットに組み込むことができ、手間をかけずに検査票を作成することができます。
本ソフトで出力した検査レポートから必要な値だけを抽出し、検査票内の指定した項目に自動的に入力させることができるため、手入力によるミスもなく、効率的に検査結果をまとめることができます。










検査開始からレポート出力までを自動化

 

CADデータと3Dスキャンデータ、あるいは3Dスキャンデータ同士(製品とマスターピース、異なるロットのものなど)を比較し、偏差を確認することができます。検査内容や目的、ワークの形状に合わせて機能を使い分けることで、効果的に結果を得ることが可能です。

  • 視覚的に偏差がわかるカラーマッピング(3D比較)

  • 指定した公差に対して、測定値が許容範囲内に収まっているかどうか(範囲外であればプラスかマイナスか)をグラデーション表示で確認できるため、歪みの発生箇所や度合い、傾向などを把握することができます。
    また、許容値の設定を工夫することで、合否判定にも活用が可能に。例えば、公差内・公差プラス・公差マイナスの3色に設定すれば、一目で合格箇所と不合格箇所を判定することができます。

  • 任意の箇所で作成した断面を測定(2D比較)

  • 3Dモデルの任意の箇所に平面を作成し、データ上で断面を作成することができます。CADデータと3Dスキャンデータを比較して、寸法や肉厚を測定したり、偏差を確認したりすることができます。
    また、上記のカラーマッピングと同様に、設定した公差に応じて色分け表示ができるため、偏差の有無や傾向を視覚的に判断することが可能です。

  • リアルタイムで判定できるプローブ測定

  • メーカー各社のポータブル接触式測定機に対応*しており、測定しながら寸法計測や合否判定をすることができます。その場ですぐに結果がわかるため、穴径や2点間の距離など、ワークの一部分のみを素早く測定したいときに有効です。
    加工機にワークを取り付けたまま測定を行う機上測定など、現場でのリアルタイム検査に活用することができます。

    * 対応機種については仕様ページをご覧ください。

  • 色と数値で結果がわかるアノテーション(注釈)

  • 検査後のモデルには、ポイントや幾何形状など選択した任意の要素に対してアノテーションを追加することができます。
    幾何形状の種類や測定値のほか、公差が指定されている場合には許容値と合否判定の結果が色分け表示されます。公差内/公差外を表す緑色と赤色と、公差内であっても50%以上許容値を超えていることを表す黄色で表示され、指定した要素の合否を一目で把握することができます。また、CADデータとの偏差についても、度合いに応じて赤~青の色で表示されます。

テンプレートを選択するだけで検査を完了できる自動化機能

検査の手順や測定箇所などの情報は履歴のようにテンプレートとして記録され、2回目以降の検査では一連の工程を自動で実行することができます。
ワークに合わせてテンプレートを選択するだけで検査が開始され、参照データ・測定データの読み込みと位置合わせ、測定箇所の選択、比較、合否判定、検査レポート出力までの工程を、人の手をかけずに完了することができます。



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