HandyCAD MarkⅡはPCの資源が許す限り複数の図面を同時に編集することが可能となっており、3次元データなどのように大量の微小線分で構成された図面であってもストレス無く操作することができます。
また、メモリの消費量に関しても、有限資源である実メモリの使用を極力抑えるテクノロジーを使用していますので、通常業務においてメモリ不足に陥る心配はありません。
万が一、作業途中にトラブルが発生(OSのハングアップなど)したとしても、図面の保護機能が備わっていますので、復旧作業は容易にできます。
洗練されたマウス操作
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マウス操作において認識したい座標や要素をやさしくナビゲートしてくれる、そんな心配りを体感できるのがHandyCAD MarkⅡです。
コマンドによっては座標と要素の同時受付が可能なので、従来のCADのような切り替え操作は不要です。 また、認識座標(端点、交点など)別に表示マーカータイプを指定したり、ツールチップの表示ON/OFFなど、きめ細かな設定で更に使い易くできます。
マウスホイールに関しても、回転はズーミング、ドラッグは移動、ダブルクリックは原図と、当たり前と思われる操作を当たり前のように実現しています。
属性バーなどのボタン操作においては、携帯電話などにも多く採用されている「長押しボタン」機能を採用する事により、左クリックは次項目、右クリックは前項目、長押しはリスト表示と、省操作で様々な機能を実現しています。 また、頻繁に使用するコマンド起動ボタン(ツールバーボタンなど)では、ボタンダウンのアクションだけでコマンド起動できますのでレスポンスの良い操作が体感できます。
フレキシブルなコマンド操作
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コマンドプロパティと称する共通インターフェースの採用により、コマンドに必要なパラメータは一覧で表示され、各パラメータは随時入力を受け付けていますので、フレキシブルなオペレーションが可能となっています。
また、各パラメータには参照ボタンが付いていますので、必要な時には何時でもCAD要素から情報を参照できます。
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ループ認識オペレーションにおいても、閉じた領域をワンクリックで自動認識する機能や、矩形内の複数領域を一括認識する機能など、今までに無い軽快なオペレーションを実現しています。
オフィスアプリとの親和性
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Officeアプリケーションと連動させる事により、ワンランク上のドキュメント作成が可能です。
図面にExcelやWordなどのオブジェクトを貼り付けて編集する事も当然可能ですが、貼り付けたオブジェクトをCAD図形に変換することができますので、CADとしての編集や他フォーマットへ変換する場面などで威力を発揮します。
逆に、ExcelやWord などにHandyCAD MarkIIの図面を貼り付け、ダイレクトに編集することもできます。
すぐれた拡張性
HandyCAD MarkⅡはアドオン形式で機能を追加することができますので、建築・土木分野から設計・製造分野まで幅広いソリューション展開が可能となっています。
また、ユーザーカスタマイズ用として汎用性のあるVBスクリプトを用意していますので、小規模なカスタマイズなどに非常に適しています。