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Optical System.Lens & Illumination

Optisystem v15

cadcamaec@protonmail.com2022-08-09Optical System.Lens & Illumination202
OptiSystemは光通信システムの設計やシミュレーションを行なうソフトウェアです。

OptiSystemの概要

OptiSystemはLAN/SAN/MANからロングホールまで、光ネットワークのあらゆるタイプの広範囲のシステムの設計、評価、シミュレーションを行なうソフトウェアで、素子レベルからシステムレベルまでの物理レイヤー上の光通信システムの設計と解析を行ないます。他のOptiwave製品や他社のエレクトロニクス設計ツールとの連携も可能で、開発期間短縮と製品の早期市場導入を可能にします。

OptiSystemの特徴

使いやすいGUIが用意されており、光素子の配置やネットリスト、光素子のパラメータ設定、解析結果を表示します。数多くの能動/受動素子を含むライブラリが用意され、波長依存性を持つ素子の性能パラメータを設定することができます。パラメータ・ループ機能を使い、特定の素子の性能がシステム全体の性能に与える影響の検討と最適化が可能です。


    主な適用分野

    研究開発担当の方、通信システム設計担当の方、システムインテグレータ、学生の方々等、非常に広範囲の方々にお使いいただけます。
    • CATV あるいは TDM/WDM ネットワーク設計

    • SONET/SDH リング設計

    • トランスミッタ、チャネル、増幅器および受信器の設計

    • 分散マップ設計

    • 各種受信機モデルにおけるBER およびシステム・ペナルティの評価

    • 増幅システムの BER およびリンク・バジェットの計算

    主な機能とその特徴

    • 部品ライブラリ
      OptiSystem の部品ライブラリには400以上ものモジュールが用意されており、各部品には実デバイスの特性パラメータを入力します。試験、評価装置との連携も可能です。サブシステムやユーザ定義デバイス機能により新たな部品の定義も可能で、MATLABやSPICEなどのサードパーティのツールとのコシミュレーション機能を利用可能です。

    • Optiwave製品との統合
      OptiSystemでは部品レベルでOptiAmplifier、OptiBPM、OptiGrating、WDM_Phaser、OptiFiberとの統合が可能です。

    • 混在した信号
      OptiSystemは同一レイアウト上で電気信号、光信号、バイナリ信号を取り扱うことができ、各部品はそれぞれ各信号フォーマットを取り扱います。

    • 斬新な可視化ツール
      可視化ツールによりOSAスペクトラム、シグナルチャープ、アイダイアグラム、偏光状態等の表示、また、WDMアナライザーにより信号強度、ゲイン、ノイズ指数や各チャネルのOSNRが解析可能です。

    • スクリプト言語
      標準的なVBスクリプト言語を用い、素子やサブシステムで共有可能なパラメータを数式で標記することが可能です。また、このスクリプト言語により計算やレイアウトの作成、ポストプロセス等のOptiSystemの操作が可能となります。

    • レポートページ
      自由に変更が可能なレポートページで、設計パラメータと結果の表示が可能です。表形式やテキスト、2次元あるいは3次元のグラフが作成できます。HTMLエクスポートやテンプレートが含まれます。

    • パラメータスイープと最適化
      パラメータを更新して繰り返し計算が可能です。この機能によりパラメータの最適化や目標結果のサーチが可能となります。さらに複数のパラメータを同時にスイープすることにより、複数の最適化も可能になります。

    • マルチモード素子ライブラリ
      豊富なマルチモード コンポーネント ライブラリを用いて、マルチモードの光通信システムの設計、解析、シミュレーションが可能です。

    • 充実した光増幅器素子ライブラリ
      最小出力、最大ノイズフィギュア、最大ゲインリップルや、ポンプ波長範囲、パッシブ素子のロス、コストなどの仕様と最小ポンプ出力からEDFA, EYDF, EYDW, YDF, SOA ラマン増幅器での得失が求められます。

    • Time-Drivenシミュレーション
      フィルタや変調器、光検出器に対するTime-drivenなシミュレーションが可能です。

    • 双方向シミュレーション
      波長依存性、挿入損失、リターン損失を考慮した素子による双方向計算が可能です。


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