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Sheet Metal & Stamping

MetaCAM V7日本語版

cadcamaec@protonmail.com2022-07-29Sheet Metal & Stamping192
『MetaCAM』は、他社の設計データを含む複数のデータを、一括変換して複数の加工装置に利用できる板金用三次元CAD/CAMシステムです。企業の財産である、多くの加工履歴や現場のノウハウを簡単に属性と

『MetaCAM』は、他社の設計データを含む複数のデータを、一括変換して複数の加工装置に利用できる板金用三次元CAD/CAMシステムです。

企業の財産である、多くの加工履歴や現場のノウハウを簡単に属性として付加するとともに、設計から加工まで効率の良い作業工程を作り出すことができます。

加工の経験や工程の履歴を無駄なく一元化してデジタル情報として活用する事を可能にしました。

曲げ断面コマンド

MetaCAMには、展開図の横にある寸法付き曲げ断面作成機能があります。加工指示書にも印刷することが可能となります。複雑な製品も簡単な操作と見やすい3Dビューで3次元の立体図と展開図に加えて曲げ断面は一目瞭然となり、印刷することで現場の加工機への寸法入力と寸法確認に使用でき、曲げミス防止に役立ちます。


ネスティング

MetaCAMは、異なる機種、材質、板厚で作成された部品をまとめてネスティングして、自動で仕分けてシート配置する機能があります。オプションとしてですが、わずか数秒で配置が決まる高速ネスティングもあります。配置結果はシートごとにプレビューで確認することができ、歩留まり(歩留まり率)も瞬時で計算されるようになっています。


1.曲げ断面コマンド

展開図の横にある寸法付き曲げ断面作成機能です。加工指示書にも印刷することが可能となり、3次元の立体図と展開図に加えて曲げ断面を印刷することで、現場の加工機への寸法入力と寸法確認に使用でき、曲げミス防止に役立ちます。


2.DXF読込み設定

DXFの読み込み時、プレビューした状態でレイヤー変換、レイヤー削除などの指定が可能です。また、従来よりも多くのDXFの読み込みが可能となり、設計作業の効率化が図れます。


3.搬出設定

シートマスターやFGローダーなどの集積設定画面でシートマスター、FGローダー表示が可能になり、これまで以上に製品との干渉確認が可能となります。さらに搬出順に合わせて、集積高さを考慮した積載位置自動判断にも対応しました。


4.3次元空間を自在にコントロール

「3次元空間を自在にコントロール」の機能は以下です。


成型表示

バーリング、エンボス、ブリッジなど板金特有の加工を作成できます。


3方向 R

3方向 R を球状に作成します。R面の処理を簡単に行い、展開も可能です。

重ね合わせ処理同一面上にある辺をコーナーごとに処理します。面を選択するとタイプがポップアップし、選沢することが出来ます。


シミュレーション

実際の加工に近い動きをリアルに再現し、溶接ロボット、5軸レーザ、パイプインデックスなどのCAM割付を3次元上でシミュレーションを行うことができます。


CAM割付

平面、曲面、球面に自在にCAM割付を行います。面を垂直に、また展開後の金型割付も自動で行えます。テーパ(開先) に割付線もリアルに表示することができます。


治具作成

治具作成で2Dにモデルの輪郭を出力して、その輪郭に2Dでリブ線をスケッチします。スケッチした位置で治具を作成します。


6.ベンディングCAM

正確な展開に曲げの加工可否は欠かせません。3Dモデルから曲げシミュレーションへはタブの切り替えだけで可能です。

MetaCAMならベンディングシミュレーションも完璧です。


干渉チェック

曲げ付近にある穴の変形や成型形状などの干渉チェックが出来ます。


アマ曲げ

カバー関係のような深曲げ製品の干渉を回避するための二度曲げ処理を行います。


バックゲージ編集

製品に対して、突き当てたい箇所をクリックするだけで位置変更が可能です。また、機種によってはクランプ位置、突き当てスタイルの変更なども簡単に行うことができます。


7.板金展開編集

「板金展開編集」の機能は以下です。


展開設定

展開用詳細パラメータをセットしておくことで、加工を考慮した満足度の高い自動展開を経験値に頼らずに行うことが出来ます。


加工を考慮した展開

曲げ線、分割線に自動マーキングが可能です。タイプ選択もでき、タレットバンチでは表、裏ポンチも自動割付が可能です。

コーナー部には加工機特有の自動処理(切り欠き、スリット、長方形の切り込み)が可能です。


8.作業効率を飛躍的にアップさせるアルゴリズム

異なる機種、材質、板厚で作成された部品をまとめてネスティングして、自動で仕分けてシート配置します。

配置結果はシートごとにプレビューで確認することができ、歩留まり(歩留まり率)も瞬時で計算されるようになっています。

歩留まり率というのは、板をどれだけ使い切ったかという指標になります。

歩留まり率というのは、式で書くと(歩留まり率)=(並べた部品の面積)/(材料の大きさ)となります。


9.パンチCAM

「パンチCAM」の機能は以下です。


自動割付

金型を自動で割付けるための細かな設定ができます。金型ラップ量、ニブリングピッチ、許容量などの豊富な設定があります。


工具登録マスター

特型や成型金型の作成、管理を行うことが出来ます。タレット表示も各機種タイプごとにリアル表示で示すことが出来ます。

タレットレイアウトの作成もマウスでドラッグすることにより簡単に作成出来ます。タレットのマスターもファイル管理し、画面表示、印刷出力が可能です。


10.レーザーCAM

「レーザーCAM」の機能は以下です。


自動割付

レーザCAM割付に必要な様々な設定(アプローチ、エスケーブ、ジョイント、ピアスタイプ、コーナータイプ、シューターなど)を機種、材質、板厚ごとに持つことが出来ます。

今まで割付後に手動で変更していた細かな設定も自動で割り付けることが出来ます。


スライス切断

加工サイズごとにスライス横方向、スライス縦方向、スライス4分割を指定でき、より安全な加工を自動で割り付けることが出来ます。


11.板取り

実績のある自動割付・自動ソートでスピーディーに加工することが可能です。


エリアソートコマンド

シートに配置された部品を、指定したエリアやグループごとに加工する加工順を指定できます。

これによりシート全体にパンチ→レーザー加工する事で発生する問題の回避、さらには成型加工による材料の歪や伸びの影響、レーザー加工による材料の熱膨張による精度不良の低減に貢献できます。

また、シートマスター、FGローダーの搬出順においても最適設定が可能になります。


ソート設定

板取の自動ソートにおいて、部品単位に加工する金型を指定する事が可能です。

これまで工具単位でシート全体に加工すると問題があるパンチ加工において、指定金型以外はシート単位に加工し、指定した金型以降は各部品ごとにパンチ加工→レーザー加工の加工順を自動で作成可能になり、さらに成型加工やパンチメタル加工による材料の歪による加工不良と加工精度の低減に貢献できます。


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